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2019/05/25

データ分析

第一回目検証結果 絵本を読む際の抑揚は理解力を低下させてしまう!?

Maria@homeのモニター検証の際、保護者の方から”抑揚がないから嫌”という意見をいただく事があるのですが、実はあえて抑揚を入れない様にして絵本を読み進めているんです。

その理由はこちら

上の図は「将来必要なスキルまでの階段」と呼んでおります。我々は、まず話を理解するフェーズ(①から③)と、話を理解した上で学習問題を解き、学んだことを日常生活で活用する、いわば「知識の応用」が行われるフェーズ(④から⑥)の2段階のフェーズがあると考えております。
公開されている論文などの調査から、一般的な絵本の読み聞かせで達成できるのは①から③までのステップが多く、実際Maria@homeで行なった検証でも同様の結果でした。(本に出てくる内容範囲での語彙力の向上など)

モニターさん220名を対象に、「知識の応用ができているか」を測ったところ、「人間が読んだ場合」は、18%だったのに対し、「Maria@homeのキャラクターが読んだ場合」は、40%近くのモニターさんが「知識の応用ができている」と回答いただきました!

また、読み聞かせで得た知識をベースに、子どもの日常生活の行動が変わったと感じた数値は 「人間が読んだ場合」は、31%だったのに対し、 「Maria@homeのキャラクターが読んだ場合」は、56%でした!

上記結果を踏まえMaria@homeでは抑揚を付けない読み方で実装を進めることになりました。

抑揚の無い読み方に対しての反応として下記のような声が寄せられております。

’’抑揚のない、単調な読み聞かせが子供の想像力を高めるという内容に最初は半信半疑であったが、親が想像する以上に子供は絵本の内容をほとんど覚えていたので驚いた。なぞなぞにしても、2回目の正答率がかなり上がっていて、反転学習の効果を感じられた’’

’’女の子の声が、とても聞き取りやすくてよかった。
アナウンサーのように平坦な声だったので、物語に集中して聞くことができた。
絵本のと中で子供に呼び掛けるときも、名前を呼んでくれるところが嬉しそうで、一生懸命発言しようと頑張っているようだった。
なぞなぞにも楽しみながら積極的に取り組んでいた’’

’’抑揚のない読み上げで内容が理解できるのか、初めは不安だった。しかし息子の様子を見ると、抑揚のないイントネーションに違和感を持っていない・話の内容に集中している・毎回「楽しかった」と満足げ・自分から毎日やりたがるので、息子なりに物語の内容を楽しんでいた。男のキャラクターが出す問題は二回目以降はどの絵本の時もほとんど全問正解していた’’

Maria@homeでは、

「この人は今どういう気持ちなんだろう?」

という考えを瞬時に導き出せるように、状況や相手の気持ちは話者がきめるのではなく、聞き手が想像し、考える事で進めていくのが本アプリの特徴です。

保護者の方の読み聞かせで、親子のコミュニケーション、お子さんの安心感、楽しいひと時を過ごしていただき、想像力や知識の応用については本アプリをご利用いただく事で、今後求められる人物像を育む教育ができるのではないか、と考えております。

抑揚に左右されることなく、しっかり理解した上でカリキュラムを進めてほしいため、あえて音声に抑揚はつけておりません。
もちろん、学習的な要素ではなく、親子のコミュニケーションが目的でしたら”抑揚”をつけて絵本を楽しむ事もとても素晴らしい事だと思いますので、こちらのケースを参考に用途に合わせて使い分けてみるのもいいかもしれません!